【デイリー・コリア・フォーカス】26年9月8日号:韓国「ホルムズ海峡派兵」で問われる‘国益’の中身、重要なお知らせ2件、ほか

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徐台教 2026.09.08
誰でも

皆さま、アンニョンハセヨ。昨日は「白露」だったそうで、秋はもうすぐそこですね。私(徐台教)が住む金浦は、朝晩の気温が20度を割ることもあり、涼しささえ感じます。昼間は暑いですが。

今日のニュースレターは、私が昼間書いた記事のご紹介と、重要な2件のイベントのお知らせとなります。

まずは記事です。

ニュースレターでも取り上げた、ホルムズ海峡への派兵をめぐる韓国内の状況を整理したものです。賛成派と反対派の論理を追い、今後の展望について考えてみました。

日本には憲法9条がありますが、韓国には憲法5条があります。ぜひ一度お読みください。Yahoo!ニュースへの寄稿です。

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次にお知らせです。一つ目はこちら。主催者側からいただいた内容をご紹介します。

【お知らせ①】日本・中国・韓国3国共同編集『新・未来をひらく歴史』刊行一周年記念シンポジウム開催(9月13日日曜日、東京。オンライン有)

日中韓3国共同歴史編纂委員会は、2005年5月に『第1版 未来をひらく歴史』、2012年9月に『新しい東アジアの近現代史』上下巻(日本評論社)を出版し、さらに議論を重ねて2025年9月に『新・未来をひらく歴史』を出版しました。

2002年に始まった日中韓共同の歴史書編纂は、この第3弾の刊行をもって一区切りとなります。

このたび、長期にわたる編纂の取り組みと成果、そして今後の課題を共有するため、刊行1周年を記念したシンポジウムを下記のとおり開催いたします。報道関係者の皆様のお越しをお待ちしております。

東アジアにおける歴史対話の可能性
―日中韓共同編纂『新・未来をひらく歴史』の挑戦―

●主催:日中韓3国共同歴史編纂委員会《日本側委員会》・高文研

●日時:2026年9月13日(日)13:30~16:30(13時開場)

●会場:明治大学リバティタワー1012教室(東京・御茶ノ水)

●資料代:700円(大学〈院〉生・障がい者:300円/高校生以下:無料)

●形式:会場開催+オンライン配信あり

●参加申し込み:https://forms.gle/5X5qnsZETTE1kijx5

※オンライン参加者は、高文研HPで詳細をご確認くださいhttps://www.koubunken.co.jp/news/n64501.html

〈プログラム〉

◆日中韓3国共同歴史編纂委員会の活動と『新・未来をひらく歴史』について

 上山由里香氏(早稲田大学)

◆個別報告

 1.教育学部の学生が読んだ『新・未来をひらく歴史』:田澤晴子氏(岐阜大学)

 2.朝鮮史・日韓関係史から読む『新・未来をひらく歴史』:庵逧由香氏(立命館大学)

 3.多国間共同教材研究から(仮):近藤孝弘氏(早稲田大学)

◆総合討論

 登壇者:田澤晴子氏(岐阜大学)、庵逧由香氏(立命館大学)、近藤孝弘氏(早稲田大学)、大日方純夫氏(早稲田大学)ほか

〈取材・問い合わせ先〉高文研 電話:03-3295-3415 Mail:info@koubunken.co.jp

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冒頭の報告を行う上山由里香さんとは以前、『韓国学ハンマダン』という書籍でご一緒したことがあります(私はコラムを寄稿しただけでしたが)。

今回のシンポジウムの主題となっている『新・未来をひらく歴史』は全国の書店で売られています。

出版社の高文研さんによると、教科書の特徴は四つあります。

一つ目は、3部構成(第1部 東アジアの変動と近代化/第2部 二つの世界大戦と東アジア/第3部 現代世界と東アジア)、二つ目は、通史ではなくテーマ史とする、そして三つ目は、戦争の記述ばかりにならないようにする、最後の四つ目は、本文と資料で構成する、というものです。

ぜひ一度目を通すと同時に、シンポジウムにもご参加ください。私もオンラインで参加する予定です。

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【お知らせ②】朝鮮半島と東アジアの平和を考えるフォーラム(10月3日土曜日、大阪。オンライン無)

お次は、朝鮮半島に関するフォーラムです。

2023年12月、朝鮮の金正恩総書記は、「北南関係はこれ以上、同じ民族ではなく、敵対的な二国家である」と宣言しました。それから約3年。今年26年2月に開かれた朝鮮労働党大会と同3月の憲法改定を経て、民族と統一に関する内容は全体が廃棄され、この路線は固着化しました。


韓国内では「恐れていたことが現実になった」という反応があります。つまり、レトリック(修辞・表現)としての二国家ではなく、本当に韓国との統一を全く志向しなくなったということです。

こうした動きを受け、今後の南北朝鮮と日本の関係について考えるフォーラムです。韓国でよく知られる専門家・趙旭湜(チョン・ウクシク、ハンギョレ平和研究所長)さんが来日します。

もう一つ、本フォーラムの見どころとしては、こうした朝鮮の「変化」が在日コリアンにどんな影響を与えてきたのかを取り上げる点にあります。

在日コリアンは支持・所属組織にかかわらず(支持組織があるかどうかにもかかわらず)、統一や民族といった共通項を持っていました。

しかし北側がこれを放棄…より正確な表現としては「破棄」したことが、在日コミュニティや在日コリアンの思考にどのような影響を与えるのかを考える、初めての機会となります。

この部分は、在日コリアンの様々な事情に詳しい、コリアNGOセンターの郭辰雄代表が発表します。

なお私(徐台教)は当日、司会者として参加します。

オンラインは無いのですが(要望がたくさんあれば…やるかも?しれません)、ふるってご参加ください。

朝鮮半島と東アジアの平和を考えるフォーラム

●共催:ハンギョレ平和研究所/NPO法人コリアNGOセンター/コリア・フォーカス

●日時:2026年10月3日(土)午後2時〜午後5時(受付1時30分〜)

●場所:PLP会館(大阪市北区天神橋3丁目9−27、https://plp-kaikan.net/accessmap/)

●参加費:1000円。事前申し込み不要

●講演:①韓国・朝鮮・日本の関係改善に向けた提言(趙旭湜)

    ②朝鮮半島の情勢変化と在日コリアンへの影響(郭辰雄)

●討論者:文京洙(立命館大学名誉教授)

     丁一榮(西江大学 社会科学研究所 責任研究員)

     森類臣(摂南大学国際学部准教授)

     長崎由美子(朝鮮高級学校無償化を求める連絡会・大阪事務局長)

●司会・進行:徐台教(コリア・フォーカス編集長)

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今日は以上です。皆さま、平穏な夜をお過ごしください。

いつもありがとうございます。それではまた明日。アンニョンヒケセヨ。(徐台教)

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