【デイリー・コリア・フォーカス】26年7月29日号

皆さま、アンニョンハセヨ。韓国から徐台教です。
今日は原稿の調べものやクラウドファンディングの整備、インタビュー取材などで忙しく、書き始めが23時となってしまいました。
1. 日本の熊本地震を丁寧に報じる韓国のテレビメディア
帰路、携帯でニュースを聞いていたところ、地上波MBCでは日本の熊本地震のニュースにかなり時間を割いていました。
韓国の主要チャンネルは、いわゆるゴールデンタイムと呼ばれる19時から22時の間に、1時間ほどの長さの、メインニュース番組を編成します。
その基本的な報道の型は、約2分を一コマとし、一つ一つ完結した形で放送するものです。約30の話が報道されるということです。天気は一コマ、スポーツは多くて四コマなので、堅いニュースが連続で続きます。
政治、社会、経済、国際、環境など、問題を取り上げ続けるスタイルでして、「心が和らぐニュース」のようなものは滅多にありません。このため、ずっと聞いていると社会への希望が失われていくような気分になる事もある程です。それくらい、重い編成です。
そしてMBCが今日、夜8時からのメインニュース番組の中で、熊本地震を七コマにわたって報じました。
タイトルを順に並べると以下の通りになります。
「地震から一日経ち死者は13人…余震が問題」
「イオンショッピングモール爆発の瞬間…暗闇と煙の中の阿鼻叫喚を突き進み脱出」
「現在の熊本…『10年前の地震よりもっと怖い』」
「10年前の地震から復元中の熊本城、地震で再び崩壊」
「‘シリコンアイランド’を覆った強震…半導体・自動車工場も止まった」
「建物は耐えたのに…耐震設計の死角地帯」
「10年前の惨事をもたらした断層がまたもや…『当時のように追加の強震が来る可能性も』」
MBCは韓国から熊本県に記者を派遣し、かなり本格的に報じていました。
記者は最も被害の大きかった宇城(うき)市にまで入り、住民にインタビューするなど真剣に不在していました。福岡空港から車で現場に向かったそうです。なお、昨日は四コマでした。
他の局のメインニュースも調べてみました。
地上波SBSはなんと、番組のトップから五コマが熊本地震でした。約13分にわたって詳細に報じていました。昨日は一コマでした。
日本のNHKにあたるKBSも、21時からのメインニュースで三コマにわたって取り上げていました。こちらのメインニュースは韓国の酷暑でした。昨晩は二コマでした。
私も今日、取材先で「大丈夫ですか」と聞かれましたが、隣国・日本で起きた大災害に韓国の人々も心を痛めています。一刻も早く救助がなされ、元の生活に戻ることを願っております。
2. 今日の時事韓国語「조모」
「ジョモ」と読みます。英語の「JOMO(Joy of Missing Out)」です。「(株を)やらなくてよかった」という意味です。
以前紹介した「포모(FOMO、Fear of Missing Out)」、つまり「(株を)やらず取り残されている」の対極にある言葉です。
韓国ニュースでここ1〜2日耳にします。背景には、韓国の株式市場が全面的に大きく値を下げていることがあります。
株価指数を牽引した半導体大手のサムスン電子やSKハイニックスは、一日で20%近く下落しました。
KOSPI(韓国総合株価指数)は7月の一か月で33%下落となっています。このため、投資者の損失が膨らんでおり、これを憂慮する論調が韓国メディアに強く存在します。
もう23時40分になってしまったので、一旦ここまでといたします。
クラウドファンディングは、残り2日となりました。100%の目標を達成するのは難しそうなので「準ゴール」として70%を設定しました。このいきさつを説明した文章は以下のリンクからお読みいただけます。
残り2日です。どのような結果になるにせよ、今までいただいたご支援と声援を糧に、しっかりと新しいスタートを切る事をお約束します。引き続きよろしくお願いいたします。
それではまた明日、お送りいたします。被災された方のご無事を願っております。
アンニョンヒケセヨ。ありがとうございます。(徐台教)
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